みなさん、こんにちは。
かつ兄です。
皆さんの将来の夢ってなんですか?
45歳以上の方々。特に会社員としてバリバリ働いている方々。あなたの将来の夢ってなんでしょうか?すぐに答えられますか?僕には答えることが出来なかった。というか、考えたことすらなかった。
突然聞かれて、えーと・・・と、そこから考える感じ?(笑)
僕には夢が無かったので、リサーチしてみることにしたんだ。
あなたの将来の夢はなんですか?って、少し関係が深い50代の人たちに聞いてみたんだ。
すると、いろいろな反応があったが、2つのグループが存在することが解った。
まずは、えー!!将来の夢ですか?なんですか急に!!将来って言ったって、取り敢えず今期の業績を上げて目標を達成して昇給かな?とか、将来の夢・・ですか。うーんと、1週間くらい休暇をもらって海外旅行に行きたいですね。という、将来の夢なんて考えたことないグループ。
そしてもう一つのグループは、できればもっと楽な職場に転職して、自分や家族との時間を作りたいですね。とか、将来の夢ですか・・なんだろう、定年後はこんな都会で時間に追われる生活を離れて、地方でのんびり暮らしたいですね。という、現実的に現状から逃れたいグループ。
この質問は10名くらいに聞いたんだけど、片方は現状の仕事や生活にある程度満足しているから、目先のことだけにフォーカスをして未来のことは考えていないグループ。もう片方は、現状に満足していないので、早くなんとかしたいグループ。
両方とも人生をテーマに考えているのではなく、近未来のことを「会社ありき」で考えているのだった。そりゃ、そうだよね。そんな将来のことよりも目先の仕事上のことや目先の生活のことで目一杯だもんね。
でも、その目先の生活が突然一変するのが「定年退職」なのだ。その時になって慌てても遅いのである。選択の自由が全くないのだ。何も考えずに嘱託社員制度に乗るしかないのだ。
みんながそうだからそれでいい。
みんな将来の夢なんて考えていないよ。その時になってみれば色々な情報が出てくるから、その時に考えればいいんじゃないか?会社だってセカンドライフ研修とかやってるみたいだし、それに参加してみるのもいいと思うぞ。いずれにしても今は今期の目標達成を頑張るしかないだろう。
取引先の仕事仲間はそんな感じで諭してきた。
みんなが考えてないからそれでいい。誰もまだ拘っていないから今はまだ考えなくていい。そうなのかな?それでいいのかな?なんて一瞬は思うものの、やはり自分自身の中に芽生えた焦りや不安は拭えない。
このままでは将来はない。夢がないなんておかしい。
書籍が先生だった
毎日の生活を進めながらも将来に向けた焦りと不安に苛まれ、どうすればいいかも解らないまま相変わらず書店に通ってはビジネスや起業や定年退職に関する書籍を眺めていた。
前の章でも書いたが、僕はビジネス書が好きだった。ビジネス書が先生だった。松下幸之助さん、本田宗一郎さん、稲盛和夫さん、孫正義さん、堀江貴文さんなどなど、彼らの書籍から教わったことをちゃんと実践しながら仕事を進めてきた。
結果は良かれ悪しかれなんらかの変化や進化は起きたものだ。だから今回も誰かに学びたいと思った。誰かに学ぶ必要があると思って書店通いを続けていたんだ。
本が好きであると同時に書店が好きなのだ。書店に入ると決まって注目の平台に置いてある本を見る。その次にはビジネス書が置いてあるところにいき、その後に雑誌類を眺める様な順番だった。
ある時、大阪に出張に行った時のことだ。今でも覚えている。伊丹空港から蛍池経由で阪急宝塚線に乗って阪急梅田駅で降りてからJRの大阪駅に向かう。毎週の大阪出張コースだった。その日の帰り、阪急梅田駅の中に巨大な書店、紀伊国屋書店があるで、寄ってみることにしたんだ。
レイアウトはこうだった、入り口近くに平置きがあり、その横にビジネス書の棚がある、横にはビジネス・仕事術、その横には自己啓発の書籍が置いてあった。そこで発見したのだ!!7つの習慣スティーブン・R・コヴィー著。
僕は思い出したんだ!過去に・・10年ほど前だろうか?3日間かけてセミナーを受けたことがある。それがこの7つの習慣だった。当時は新しい発見に驚き本当にワクワクしながら参加したのだった。そして、この習慣を絶対に忘れずに良い人生を歩んでいこう!と誓ったのだ。その時は。
すっかり忘れていた。あの時の発見と気付きとそれに伴う高揚感。そして人生に対する期待感。今必要なのはこれじゃないのか?と思って、さっそく購入してみた。2000円くらいだったと思う。
その時に同じ様な自己啓発の本で実践したらめちゃ効果が出たものがあったのを思い出した。なんだったっけな?マーフィーの法則じゃなくて・・丁寧に自己啓発の棚を探していって、端の方に置いてあるのを発見した。これだ見つけた!!おそらくこの2冊の本から答えがわかる様な気がした。
僕に必要なのは、自己啓発本だったんだ。
つづく
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